タイで仕事中・なびこのバンコク暮らしと旅話

タイ・バンコク暮らしの日常話と、たまに旅話。なんとなく移住したタイですが、8年目に突入しました

【タイ入国】一時帰国してすぐタイに戻りたい我が家の夫の場合

現在タイは一般旅客機の乗り入れ禁止ですよね。

日本から諸事情あってタイに入国したい人は、在日タイ大使館にてタイ入国許可はじめいろいろな手続きを踏まなくてはなりません。

出来ればこんな時に一時帰国なんてしたくないのですが、旦那さんがどうしても一時帰国しなくてはならない事態になりました。

でもすぐまたタイに戻りたいので、この凄まじい競争率の中で特別便の予約をなんとかしてタイに戻るつもりです。

そんな手続き真っただ中の記録を残しておこうと思います。

日本への帰国は簡単・スワンナプームはガラガラ閑古鳥

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こんなにも人がいないスワンナプーム空港を、これまで見たことがありません。

本当にガラガラですね。

日本へ帰りたい場合は、毎日1便全日空が飛んでいますので、帰国そのものは簡単です。

いつも通り全日空のWEBサイトでチケットをカードで買い、Eチケットを印刷して空港に向かいました。

現在の航空券は曜日関係なく一律8万円ちょっとでした。(まあまあ高い)

お正月時の一時帰国便くらいのお値段ですね。

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電光掲示板はキャンセルの嵐です。

ちなみに日本に着いたら、公共の交通機関は使えません。

家族が迎えにくるか、レンタカー乗り捨てなど出来ない場合は、空港近くのホテルで隔離生活をしなくてはなりません。

3月くらいに帰国した友人は、ホテル代が高くてきつかったと言っていました。

しかし現在では、空港から自宅までのコロナ対策専用タクシーが存在します。

「コロナ 送迎」とかで検索してみてください。

旦那さんの実家は東京23区内のため、この特別送迎で15000円で帰宅することが出来ました。

お金を払えば東京都以外にも送迎してくれるようですよ。

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日本到着時の検疫の手順です。

旦那さんは順調に、さほど待たされることなく無事に空港を出て特別タクシーで実家に帰ることが出来ました。

帰国するのは良いものの、タイ入国用の航空券はまだ買えていません。

タイ入国の特別便争奪戦は困難を極める

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ここからはスワンナプームのさびしい光景とともに、タイ入国について愚痴りたいと思います。

まずは旦那さんのシチュエーション説明から、、、

  • 6月まで学生ビザでタイ語学校に通っていた。
  • ビザはタイの救済措置で9月26日まで自動延長中。
  • 慌てて就職活動するも40社くらい落ちてへこみまくる
  • やっと就職が決まったので、Bビザを取りに日本へ一時帰国。

とまあこんな感じです。

9月で一斉にビザが切れる人で溢れかえってしまうのではないかと心配しております。

旦那さんが人材紹介会社で聞いた話だと、コロナの影響で求人が非常に少なく、応募をいったん止めている企業も多数、むしろ人員減らしたい、解雇された日本人の現地採用の人もけっこう多いのに求人数が間に合っていない、などなど難しい状況です。

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なんとか就職が決まっても、学生ビザからとか、前の職場を辞めてから時間が経ってしまった場合は、タイ国外にBビザを取りに行かなくてはなりません。

今のところ日本に帰るしかないようなので、旦那さんも一時帰国してビザ取得してすぐ戻ってくることにしました。

 

すぐ戻ってくることにしましたと言ってみましたが、まだフライトはおさえられていません。

つい先週まで、まずはタイ大使館でCOE申請(タイ入国許可)をもらってからのフライト予約してビザ取得してって順番でした。

そのため、念入りにスケジュールを組んで最短で最も手際よく手続きができるように1000万円級の海外旅行保険や、タイでの隔離ホテルの予約もしてしまいました。

なぜならCOE申請でこのすべての書類が必要だからです。

そして明日旦那さんが帰国するって時に、なんと大使館の発表で手続きの順番がすっかり変更されてしまいました!

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COE申請より先に、フライトを予約しなさいとのこと!!

ちなみに我が家の狙うは9月24日のTG便です。

これを例にあげると、まずフライト予約がオープンしたら予約する、そしてCOE申請です。

とにかくフライト予約が出来ないとビザ申請も受け付けてもらえないルールとなってしまいました。

そしてこの大使館の発表の日、9月の4便分が一気にフライト予約スタートと出ていましたが、大使館の日本語ページが更新される前にすでにすべてのフライトは満席となっていました。

なぜ知ってるか?大使館日本語版の発表前にチェックしていた、日本人経営の企業ブログ内で発表されていました。

その時特別便の予約リンクも貼られていましたが、大使館の発表もまだなのに新手の航空券詐欺?なんて疑って見てしまいましたが、確かな情報でした。

大使館日本語版が更新されたときはすでに遅しです。

大使館日本語版の発表のみで待っていたらいつまで経ってもタイに帰れません。

さっきから大使館日本語版が、と連呼しているのは、大使館英語版の方が情報がはるかに早いというネタバレを含みます。

そして旦那さんは不安を胸に帰国しこの土日を迎えたわけですが、さすがに大使館は土日休みだろうと油断してたら、、、発表されてましたよ、次回予告が!!

前回一気に4便受付オープンした際は、予告なくあっという間に満席でしたが、今回は9月1日に発表と予告されています。

またサーバーダウンしてサイトになかなか繋がらなくなるのでしょうね、、、。

ちなみに先週受付が始まった便に乗る人でビザがまだない人は、大使館でビザ申請予約ンラインでするようにとのことでしたがこれもフルで予約不可でした。

航空券買えたのにビザがなく、しかもビザ申請予約が取れないのにどうするん?

と怒りすら覚えましたが、今日(日曜)に見たら、予約に空きが発生していました!

なんかもう、秒でチェックしてないと特別便に乗れないんじゃないかというような状態です。

<これからビザ取得してタイ入国したい人の手順>

  1. 大使館から特別便の予約オープンが発表されたらすぐに買う
  2. 大使館のオンラインビザ申請予約する
  3. 1000万円級の保険とタイ隔離ホテルの予約する
  4. COE申請する(まだビザなくてもトートー3とビザ申請の予約票を添付でOK)
  5. 出発前にコロナ検査とFit to Flyを病院で取得

我が家のやり方は、保険とタイ隔離ホテルの予約はフライト取れる前にしてしまいました。

以前のやり方だと、発表と同時に保険もホテルの予約票もすぐさま提出しなくてはならなかったからです。

ホテル結構高いから、キャンセル不可とか文言があるのに20万円以上決済してしまうのにかなり抵抗がありましたが、もうやるしかなかったのです。

今は順番が変わり、さきにフライトとってからいろいろ出来るようになりましたが、でも隔離ホテルの予約が取れなかったらCOE申請も出来ないので、やはり目標の便を決めて先に予約しといた方がいいのかもと思います。

※ホテルによってキャンセルや返金不可のリスクが伴うので、もう個人の判断と決断ですね。

無事に旦那さんがタイに最短で戻って来れますように。

※タイのビザ専門業者や弁護士の中には、学生ビザ延長して働けば?とかボランティアビザでタイに居られるよ?とかありえないことを助言してくる人がいます。

不法就労は犯罪ですので、絶対にダメですよ!

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