【タイで就職】タイのBビザをシンガポールで取ってきました
タイで外国人が働くには、それようのビザが必要です。
不思議と、タイ以外の国のタイ大使館で取得しなくてはならないルールなんです。
そういうわけで、最近就職が決まったなびこは、近隣のシンガポールでタイのBビザを取りに行ってきましたよ。
タイのBビザ取得はシンガポールがいいらしい
新しく働く会社の、ビザのお世話などをしてくれる弁護士さんに聞いたところ、タイのBビザを取りに行くのはシンガポールがいいらしいです。
<シンガポールを進める理由>
- 提出書類が少ない
- タイから近く、日本で取るより旅費の節約になる
まず、申請書類が少ないので準備が早いという利点があります。
後で詳細書きますが、シンガポールでタイのBビザを取得する場合、事前にWEB申請するんです。
シンガポールのタイ大使館に提出が必要な書類で、会社で用意してもらうのはインビテーションレターだけです。
念のため会社の登記簿とかコピーを持参してみましたが、要らないと言われました。
これがラオスとかだと、事前にワークパーミットの取得準備を進めている証明とか言うトートー3なる面倒な書類が必要ですが、シンガポールでは日本人は免除です。(大使館のWEBサイトに書いてあります)
シンガポールのホテルも食事も高いばかりではない
次に旅費についてですが、エアアジアで安く往復することができます。
往復5000バーツ以内でチケット買えました。
一番朝早い飛行機でも、午前の申請には間に合わないため、どうしても2泊になってしまうのですが、物価が高いシンガポールといっても2000バーツ程度で綺麗なホテルはあります。
写真は今回私が2泊したホテルですが、1泊2500バーツ未満でこんなに綺麗で景色もよくピカピカでした。
立地は、MRTノベナ駅が最寄で、タイ大使館のあるオーチャード駅までは2駅です。
ノベナ駅からホテルまで30分に1本の無料シャトルバスもあるので、不便はありませんでした。
このあたりはローカル色が強いので、地元のスーパーや食堂、フードコートなどが豊富です。
そういう場所での地元の食事だと、1食5シンガポールドルほどなのでお財布にも優しくローカルも楽しめていいですよね。
というわけで、今回のビザ取得のシンガポールの旅は、航空券&ホテル代が約1万バーツ、食費やら交通費やら娯楽費が4000バーツほどで済んでしまいました。
(お腹を壊していて、いい食事ができなかったのもあるけど、、)
シンガポール・タイ大使館のWEBビザ申請方法は簡単
簡単にご説明します。
まずシンガポールのタイ大使館WEBサイトに飛びます。
トップページの赤丸で囲った、VISAの項目をクリックします。
次にこの画面になるので、中ほどのビザオンラインっぽいところをクリックします。
するとマイページの登録&ログイン画面になるので、初めての時はレジスターボタンで名前やパスポート番号を登録し、次からは自分が設定したパスワードでログインします。
自分のログインページのApply visa で、いわゆるビザ申請用紙の記入画面が出てくるので全部記入します。
そして書類アップロードの画面で、事前にPDF化しておいた書類をアップロードします。
<アップロードする書類>
- インビテーションレター(新しい会社から発行してもらう招聘状)
- 大学やらの卒業証明書
- 以前タイで働いたことがある場合はその時のワークパーミットコピーと在籍証明
- 証明書類から、結婚などで苗字が変わった人は戸籍とその英訳
戸籍の英訳はタイの日本大使館で出してもらえますが、翌日受け取りなので2日かかります。
戸籍自体も本当は6か月以内に取得したものでないといけないかと思いますが、なびこは2年前に取得した戸籍&英訳でOKでした。
もともと別にいいのか、たまたまOKだったかは分かりません。
結婚で苗字が変わった人は、早めに用意しておきましょう。
あとうっかりしていると持っていない可能性があるのが、以前の会社ワーパミコピーや在籍証明ではないでしょうか。
退職の際には忘れずにもらっておかないと、辞めた後連絡するのなんとなく嫌ですよね。
なびこは、恥ずかしながらタイでの転職はかれこれ6回目にもなるので、必要書類はだいたい把握しています。
だもんでワーパミコピーとか、過去の会社分も遡って全部持っているんですよね。
WEBでアップロードできるのは、5MBまでなので、まあ前職の在籍証明とは言っても1社分しかアップロードできませんでしたが、それで良かったです。
ちなみに用意しておいた英文履歴書も不要でしたよ。
念のため、いろいろ準備はしていった方がいいと思います。
そしてアップロードした翌日には、いついつ大使館に来るように、という画面になります。
仕事早いですね。
しかしよく見ると、来るように言われた日程が明後日からの3日間です。いや急にむりやし。
でも大丈夫です、大使館の問い合わせ窓口に急にむりですし航空券買ってしまいましたと事情説明のメールしたら、日程変更できました。
変更が完了すると、マイページの日程も訂正されていました。
タイ大使館申請当日・トラブル発生で慌てふためく
WEB申請も無事に承認いただき、日程変更も確かにできて後は書類を持って大使館に行くのみとなりました。
WEB上で事前申請して書類がOKなら、もう取れたも当然!と思って余裕な気持ちで行きました。
オーチャード通り少し中に入ったところにあるタイ大使館です。
正面入り口からは入れず、回り込んで裏口がビザ受付となりますが、結構歩きます。
そして門番の人にビザ申請に来たと伝えると、申請書を見せろと。
はいはいもちろんありますよーと、WEB申請前に作っておいた申請書を提出しました。
すると門番の方に、「バーコードついてないじゃん、だめだよプリントし直して!」
とのこと。え?バーコード??なにそれ??
どうもWEB申請がOKになったあと、バーコードがくっついた申請用紙がWEB上に作られるのだそう、それをプリントして持ってこなくてはならないそう、、、え~~
ここで印刷できませんか?と食い下がるもダメだと。
とういわけで、こんなこともあろうかと事前に調べておいた「JCBプラザラウンジ」にタクシーで向かいました。
タイ大使館と同じオーチャード通りで、1駅の距離です。
ここに着いたのが10時ころ、大使館の受付は11時まで、、、
あわててパソコン借りてバーコードのついた申請書なるものを探すも、見つかりません。
自分のログインページからって言ってたな~と探すも、見つかりません。
JCBの日本人スタッフさんと一緒に探すも、分からず、英語が堪能なスタッフさんに大使館に電話で聞いてもらいました。
しかし、なんとまあ大使館の電話取った職員の感じ悪いこと、電波が悪いのか途中で切れてしまいすぐ掛け直したら、「あなたさっき笑いながらガチャ切りしたでしょ?なんて感じ悪い人なの?」となぜかマジ切れ、、、。
いや、質問あって電話してるんだからガチャ切りとかするわけないし切れちゃっただけやし、、でも電話口でJCBの方がめっちゃ罵倒されています。
結局、「担当じゃないから知らん!!」と切られました。
あんまりな対応にJCBの方も開いた口がふさがらない様子、、ほんとごめんなさい。
私がオンラインだかに弱いせいで、怒られてしまったJCBの方、親切に本当にありがとうございました。
で、11時直前、もう今日中の申請はムリかなー延泊かなー航空券買い直しかなーと諦めモードで再度大使館にタクシーで戻り、門番の人に「わかんないよー」とスマホを渡して画面見てもらったところ、、、
あっさり出てきました。なんでだろ??
「急いでプリントしてこいー11時半までなら大丈夫だ!」
と言われ、その時すでに11時15分。あと15分、JCBに戻る時間ない!
わたわたしていると門番の人が、すぐ近くのオーチャードビルにプリントできる店があるから行ってこい!と教えてくれたので、それはもう全速力で走って行って来ましたよ。
タイ大使館近く・オーチャードビルでプリントアウト可能
そのプリントできるお店の名前と住所、、、こんなんで分かるのか?
ばたばた走ってオーチャードビルへ。
走り回って見つけたこちらでした。
自分、よく見つけたよなーって外観です。
おばちゃんに、プリント!プリント!って飛び跳ねながら必死で訴えて、お店のメールにスマホからPDFファイルを送信して印刷してもらいました。
また走って大使館に戻ったのが、閉館6分前です。
もう、あんなに全速力で走ったの小学生以来です。
門番の人も、「グッジョブ!!早いね~」て超笑顔で迎えてくれました。
というわけで予定通り申請できたのでした。
ビザ申請は午前中に終わり、受け取りは翌日2時~3時の間なのでそれまでは自由時間です。
走り回って汗だくでへとへとでしたが、実は初めてのシンガポールなので観光しなくちゃ悔しい。
とりあえずマーライオンでも見ておこうかなと行ってきました。
マーライオンにたどり着く前に、有名なあのホテルが見えました。
マーライオンいた!ちっさー!
と思ったらその後ろに大きいのがあるのですね。
大きいといっても思ったよりは小さいマーライオン。
やっとシンガポールらしい場所に来ました。
綺麗ですね~でも10分で飽きてしまい、すぐにホテルに帰ったのでした。
(このあと食あたりで寝込むのでした)
翌日の朝、マイページを見るとビザが取れたっぽい完了画面になっていました。
もう、本当に安心しました。
バーコードない事件さえなければ、シンガポールでのタイビザ申請は簡単であることが分かりました。
みなさんは、ばたばたしないように気をつけてくださいね。
出し方分からないなんて機械音痴な人、いないかもしれませんが。
<シンガポールでタイビザ取得まとめ>
- 事前にWEB申請が必要
- 大使館からの日程指示は、1度までは変更可能
- バーコードの付いた申請用紙をプリント要
- プリント忘れてもオーチャードビルで印刷可能
見どころがたくさんあったかもしれないシンガポール
あとは食あたりで寝てただけなので、ろくに観光もできませんでしたが、シンガポール多民族国家であるため、小さな国土にたくさんの人種の方々が住んでいます。
中華街やインド街にアラブ人街など、特徴ある小さな街が点在しています。
ランチだけしにアラブ人街は行ってみました。(あまり食べられなかったけど)
一国内で外国ちっくな場所が楽しめるシンガポール、時間と体力があればもっと散策したかったなー。
そんなシンガポール・タイビザ取得の旅でした。
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