タイで仕事中・なびこのバンコク暮らしと旅話

タイ・バンコク暮らしの日常話と、たまに旅話。なんとなく移住したタイですが、8年目に突入しました

【タイ人と働く】辞めたい時に辞める・情も容赦もないタイ人

このブログにたどり着く人は、タイ在住なのかタイに興味がある日本在住の方かどちらかだと思います。

タイ人と働くのってどんな感じなのか、こんなことあったよという内容でお届けしたいと思います。

なびこは在タイ8年、現在は製造業で働いています。

タイのどの職場でも思ったこと、それはタイ人は会社に対して非常にドライだということです。

有給?もちろん全部使うし、体調不良は年30日まるまる休んでOK!

辞めたい時は、明日からもう来ません。

そんなタイ人の、最近辞めたうちの子の話です。

社長の承認も待たずに勝手に辞めて来なくなったタイ人のTさん

f:id:nabikotan:20200603124341j:plain

ある日、人事のタイ人から報告がありました。

「溶接部のTさんが辞めたいそうです。起業するんですって」

まあそれはいいですよ、しかし社内規約では辞める1か月前申告が必要です。

今日辞めるって言ったら一か月後に退職になるけど、事情があるなら社長に掛け合うからTさんはいつ辞めたいか聞いといてね。

私の対応はごくごく普通だったと思います。

溶接工のTさんが辞めても、正直そんなに困りません。

溶接技術者の人数が減るってだけで、とくに引き継ぎもありません。

優しさ見せて、本人の希望退職日で退職を認めようと思ったのでした。

社長にもその日のうちに伝え、まあ起業するとか言ってるなら止められないよね。

いいよ、いつでも辞めてもらって。

ということで、なびこはTさんが何日付で辞めたいのか待っていました。

人事の子からその話を聞いた翌日、Tさんを朝工場内で見かけましたが午後には居なくなっていました。

土日はさんで月曜日もTさんがいません。

現場リーダーのタイ人に聞いたところ、

「Tさん?金曜に退職届け書いてそのまま帰りましたよ?もう来ないそうです」

とのこと。

は?

退職届け、私も社長も見てませんけど!!

ていうか社内規約と違う即日退職を認めるなんて、まだ言ってませんけど!

挨拶もなしですか~。相談してもらえれば即日退職認めるつもりだったのに、まさかムシされるとは、、、上司とはなんぞや、、、。

 従業員のご意見BOXに、

「この会社が大好きです。ずっと働きたいです。でも男性社員にも育児休暇があったらいいな」

と会社愛も書いてくれていたTさん、顔を合わすと素敵な笑顔を返してくれていたTさん、辞めるときは会社への情なんてこれっぽっちもないのね。

引継ぎもせず有給全部使って予定より早く辞めたタイ人のNさん

f:id:nabikotan:20200603131430j:plain

オフィスのタイ人Nさんは、辞めるけどきちんと引継ぎをして一か月後に辞めますと言ってきました。

さすがオフィスの子は現場の子よりは責任感があるのかと安心していました。

Nさんは人より結構な量の仕事を抱えていて、1か月あっても引継ぎが間に合わないかもしれないくらいの人材でした。

後任者を決めて、さっそくいろいろ引継ぎし始めていましたが後任者は時間もないし仕事も多いし1か月ではとても引継ぎ終わりません!と泣きごとを言っていました。

なんとか頑張ってよ~今月だけの辛抱だから!って頼みこんでやってもらっていました。

がしかし、Nさんがあと2週間で辞める予定という日にやってきて言いました。

「有給の残り7日を全部使って辞めるので、来週で終わりです」

は?

引継ぎが全然終わっていないのに?

あなたの責任感はどこへ??

NさんはTODOリストすら何度言っても作ってくれないので、後任者は何の仕事があるのかすらイマイチ分かっていない状態です。

でも、まあ辞めるので、、、とのこと。

次の職場の近くに引っ越しもしなくちゃいけないしと。

ちなみに彼の奥さんもうちの社員です。

私の次の心配は、彼が次の職場の近くに引っ越したら奥さんもうちを辞めるのではないかということです。

タイ人カップルは一緒に働き、一緒に休んで一緒に辞めるものです。(←偏見)

www.nabikotabi.xyz

みんながそうじゃないでしょ?ていう声も聞こえてきそうですが、田舎の製造業で働くタイ人カップルはそんなもんかと思います。

過去にうちが求人出していたとき、自分の妻も一緒に雇ってくれるなら働きますって言って来た人がいました。

もちろん不採用でした。

おたくの奥さん何が出来るのよ?

募集は溶接工1名ですよー。

いろいろ日本とは違うタイランドなのでした。

↓ 参考になったらポチっとお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ バンコク情報へ
にほんブログ村