タイで仕事中・なびこのバンコク暮らしと旅話

タイ・バンコク暮らしの日常話と、たまに旅話。なんとなく移住したタイですが、8年目に突入しました

【タイで乗馬】カオヤイの山の牧場で田園風景の中の乗馬にツアーで楽々参加

タイ4連休、どうせ旅行行っても混むだろうからととくに予定を入れていませんでした。

連休初日に、日帰りでカオヤイでの外乗ツアーを予約したくらいです。

この、連休初日にカオヤイへ向かうというのが今考えると非常に恐ろしい予定を組んでしまったものです。

なぜならカオヤイ方面に里帰りや旅行に向かうタイ人が絶対多く、すごい渋滞になるに違いないからです。

それでもカオヤイ日帰り外乗ツアーを強行しました。

ツアーで楽々申し込み・カオヤイの外乗ツアー

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外乗とは、馬ごと柵の外へ出て大自然の中の乗馬を楽しむことです。

今回お邪魔したのは、カオヤイ国立公園近くにある「Farm Mor Por」とう小さな牧場です。

現地に到着してから知ったのですが、私は牧場とやりとりして外乗ツアーに申し込んだと思っていたけど、実はバンコクのツアー会社経由でした。

ツアー内容は、バンコクの自宅から牧場までの往復送迎、外乗2時間、牧場での夕飯込みで6950バーツ(2名参加の場合)というものです。

高いか安いか?

日本での外乗経験があったら、安い!と飛びついてしまいそうですが、冷静に考えたら結構高いですね。

でも片道190㎞の道のりをドアTOドアで送迎してくれるというのは、楽です。

ちなみに今回お願いしたツアー会社はこちらです。

あまり居ないと思いますが、万が一興味のある方がいらっしゃったら、英語対応可能なので問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

horsetrailthailand.com

カオヤイまでの途方もなく遠い道のり・片道5時間半

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あちらに見える山はもうカオヤイ国立公園のあたりです。

ここまで来るのに余裕で4時間はかかりました。

連休初日だからでしょうか、カオヤイってこんなに遠いんでしょうか。

日帰りで来れる場所ではなかった?

なびこは在タイ8年にもなりますが、カオヤイは初めてでした。

なんか遠い気がして、あと何をする場所なのか思いつかなかった次第です。

夕方のサンセットライドをするために、バンコクの自宅を出発したのが午前10時です。

そして牧場に付いたのは午後3時半でした。

実に5時間半もの長時間ドライブとなったのでした。(渋滞すごすぎ)

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車の中にはお菓子がたっぷり用意されていました。

こういうおもてなしは嬉しいですね。

さすがツアー会社です。

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やっとの思いで牧場につくと、綺麗な栗色の馬がお出迎え。

この牧場の馬はアンダルシア馬という品種だそうです。

ウィキでの調べによると、たてがみが長くて豪華、歩様が躍るように軽やかだとか。

コーディネーターの方が言っていました、アンダルシアンは歩き方が変わっていて、まるで踊るように歩くのでよく揺れるし頭もぐらぐらするけど、それが普通ですからって。

確かに、自分が乗った馬は外から見ないから分からないけど、先導馬の白馬がまるで今からドレッサージュでも始めるんですか?てくらいスキップをするように歩き出てきて驚きました。

前足を思いっきり上に上げて、ぴょんぴょんって楽しそうに歩くんです。

Farm Mor Porでの外乗の流れ

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まずは着替え用に、コテージを使わせてくれました。

もし泊りがけで来る場合は、この部屋になるそうです。

質素なコンテナみたいな小屋ですが、いかにも山奥のコテージみたいでいい雰囲気です。

シャワーはお湯も出ますし、部屋はベッドにありんことか、ドアノブにありんことかいますがそれも味かと。

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コテージは2階位置にあるため、外に出ると馬場が見えます。

森の空気と牧場らしい動物のニオイ、ガチョウががぁがぁ鳴く声、遠くからもぉもぉ牛

の声もします。

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レストラン兼受付に行くと、あと10分で馬が来るからねと言われました。

そしてやってきたのは黒いたてがみの大きな馬と白馬です。

乗馬クラブの友人と2名参加で来たので、この外乗は先導のガイドさん私、友人と、後ろから牧場のスタッフ2名がバイク二人乗りで付いてきてフォローしてくれます。

なかなか安心ですね、何かあったら助けてくれるのでしょう。

まずは馬場の中で軽くウォーミングアップをします。

ここで私の黒馬は、あんまり乗り気ではないらしくなかなか動きません。

キックキックと言われて蹴ったら、ぴょーんと駆け出して真ん中に来てしまいました。

馬はやや怒って振り返り私の右足を噛みます。

頼むよ、乗せてよ、今日だけがまんしてさ、、、そう言い聞かせ歩いてもらいます。

そんなぐずぐずしているうちにガイドさんは柵の外に出ていき、ついて来なって言います。

ぐだぐだなまま、ガイドさんの後ろにぴったりついて行きました。

友人の白馬は、大人しくのんびり馬間距離を空けて付いてくる感じでした。

大雨が降ったあとらしく、足元はどろんこでぐじゅぐじゅしていました。

そんな中、田園風景の中へくりだしたので、舗装された道路以外は足元ぬめぬめで馬も歩きにくそう。

というわけで、今日はこんなだからキャンターは出来ないね、とのこと。

草原の中を歩いたり、畑道を軽速歩する程度の易しい乗馬でした。

その間、ガイドさんが振り向きざまにカメラを構えていて、あちこちで動画を撮ってくれました。

この動画、後で音楽付きで編集してラインでもらえます。(すごく嬉しい)

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2時間弱後、牧場に帰ってきました。

けっこう疲れました。

足首はもうぐらぐらです。

そしてカオヤイ涼しかろうと思って長袖パーカー来て行ったら、乗馬中は暑くて汗だくになりました。

また先ほどのコテージに戻ってシャワーを借ります。

ブーツ(チャップス)脱ぐ時、足首がぐらぐらなもんで豪快に尻餅をついてしまいました。

それくらい、過酷なスポーツということです。(友人は全然疲れていなかったけど)

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着替えて受付に戻ると、夕飯が用意されていました。

おいしいガパオライスとケンジュー(肉団子と豆腐のスープ)でした。

食べ終わったあとは帰るのみなので、牧場の中を散策して動物の写真撮ったりして帰ることにしました。

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グレートデンです。

牧場内には放し飼いの犬が何匹かいて、このグレートデンが一番大きな犬でした。

その他ハスキー犬も走り回っていました。

犬が怖い人だったら、結構怖いかもしれません。

カオヤイ外乗へ自力で行く場合

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牧場の人に、外乗はいくらなのか聞いてみました。

するとなんと2000バーツとのこと。

私達はこのツアーに6950バーツ払って来ています。

つまりほとんどが送迎代(と手数料)なわけですよね。

だったら自力で来ればもっと手軽に外乗が楽しめますね。

だって6950バーツもしたら、たびたび来ようって気にはなりません。

↓ 場所です。

しかしバンコクから片道190キロですよ、、、。

自力でったってこの距離自分で運転するのはかなりきついですね。

※もし運転手付きレンタカーを雇ったら※

  • ハイエース基本料金:2000バーツ
  • ガソリン代(1キロ=5バーツで計算):約2000バーツ
  • オーバータイム4時間(今回日帰りで12時拘束でした):約800バーツ

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   合計:4800バーツ

バンコクで手配できる一般的な日系レンタカー会社の計算方法で割り出してみました。

これを参加人数で割って、外乗代2000バーツとしたら2名参加でひとり4400バーツで済みますね。

人数増えるほど、運転手付きレンタカーで行けばお得ですね。

こんな遠くまで馬乗りに行こうってもの好きの人数揃えるのがまず難易度高いですが。

とりあえず2名でも自力手配の方が安いは安いです。

今回は何も知らずに楽々手配、連れて行ってもらえたのでそれはそれで満足です。

もっと天気がよくてどかどか走れたら、もっと楽しかっただろうな~と思います。

雨季が明けたらまたどこかに外乗に行きたいと思ったのでした。

なびこ調べでは、パタヤとチェンマイにも外乗できる場所があります。

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