【タイで乗馬】BTSで行けるバンコクの乗馬クラブは陸軍駐屯地にあり@The Royal Horse Guard Club
ずっと書きたかったタイでの乗馬ネタのブログをやっと書きます。
ほとんどの人が興味ない分野だからかとは思いますが、私がタイに来たばかりの7年前、タイで乗馬がしたくてWEBで探し回ったけど全然情報が見つかりませんでした。
これからタイで乗馬が出来るところ、外乗とか観光の娯楽でなくてレッスンとして通えるところを探している方の参考になればと思います。
BTSで行ける乗馬クラブは陸軍駐屯地内・軍用馬に乗れる
BTSサナーム・パオ駅の2番出口を出てすぐ目の前に入り口のある、陸軍駐屯地内に軍用馬に乗れる乗馬クラブがあります。
その名は「The Royal Horse Guard Club」です。
私がこの場所を知ったのはタイに来たばかりのころに、陸軍内で馬に乗れるらしいよ、軍手だけ持って行けば乗せてもらえるらしいよ、、、というぼんやりした情報からでした。
ある日いきなり行ってみたら、門には銃を構えた兵士がおり、入り口突破にはかなりの勇気が必要でした。
しかしその奥には、広い敷地内にいくつもの馬場をもつ立派な乗馬クラブがあったのでした。
乗馬クラブ・The Royal Horse Guard Clubのシステムについて
さっそくこちらの乗馬クラブのシステムをご紹介します。
先日久しぶりですが乗ってきたばかりなので情報は最新です。(2019年10月現在)
<メンバーシップ>
軍人やその家族・政府関係者と一般人・外国人でメンバー料金も騎乗料も異なります。
ここは我々外国人目線でのみ解説します。
- 外国人メンバー入会金:3000バーツ
- 外国人メンバー年会費:4000バーツ
<一鞍一時間の騎乗料>
- 外国人メンバー:450バーツ
- 外国人ビジター:500バーツ
<レッスン時間>
平日:夕方 17:30~18:30、18:30~19:30
土日:朝 06:30~07:30、07:30~08:30
夕方17:30~18:30、18:30~19:30
上記が部半レッスンの時間で、その前後はプライベートレッスンをやっています。
プライベートレッスンも昔一鞍だけ受けたことがあるのですが、その時は一時間700バーツでした。
日本での乗馬騎乗料と比較すると、驚くべき低価格ですよね。
一鞍500バーツ(1800円程度)で乗れてしまうなんて、毎週行っても大丈夫!
※2019年11月追記:ビジターは3回までで、それ以降はメンバーにならないと乗れないそうです!さっそくメンバーになりました!
(いつからのルールか知りませんが、なびこはここ4年くらい年間2回程度しか乗っていないから誰も気づかなかったみたい、知らなかった~)
バンコクで乗馬するのに必要な道具はシンプル
クラブハウスに近づくと、シャワー中の大きな馬がおりました。
大きいですよね、、鞍の位置が男性の頭より高いところにあります。
気分が高まってきます。
さて、バンコクのこちらの乗馬クラブで乗馬するのに必要な道具をご紹介します。
レンタルはヘルメットしかないので、他の必要品は自分で用意しましょう。
<乗馬で持参するもの>
- ポロシャツなど襟つきの服(ゴルフウェアでOK)
- 乗馬パンツ(長ズボンならOK)
- グローブ(ゴルフグローブや軍手でもOK)
- ブーツ(初心者はスニーカーでもOK)
- ヘルメット(20バーツでレンタルあり、ただし汚い)
初めて乗馬体験してみよう!って方はもちろん、道具なんて持ってませんよね。
でも大丈夫、ゴルフウェアや身の回りのもので代用できます。
やってみて続けそうだったら、道具を揃えていくと良いでしょう。
ちなみに、クラブハウス内のショップで何もかも買えますが、ヘルメットやグローブは日本で買うのと値段は変わりません。
参考に、、、
ヘルメット:4000バーツ(15000円くらい)
グローブ :1000バーツ(3500円くらい)
安いと思ったのが、オーダーメイド品です。
オーダーメイドチャップス:2500バーツ~
オーダーメイドロングブーツ:3900バーツ~
ブーツは合皮ですが、オーダーメイドでこの値段ならアリだと思います。
チャップスというのは二部式のブーツの、ふくらはぎ部分をカバーするものです。
ナウシカが履いているやつと言えば分かりやすいかな?
私は数年前にロングブーツを作りましたが、自分のためだけのブーツだなんて贅沢でテンションあがります。
The Royal Horse Guard Clubの受付から騎乗までの流れ
予約方法
まずどうやって申し込むのか、実際現場ではどこに行けばいいのか解説します。
先日電話予約しようとしたら、ビジターは電話予約不可だと言われてしまいました。
以前(去年まで)は電話でもOKだったのに、厳しくなったようです。
ちなみに私はメンバーにならず、ビジターのまま7年で50鞍くらいこちらのクラブで乗らせていただいています。
そういうわけで、電話で受け付けてもらえなくなったので直接仕事帰りにクラブハウスに向かいました。
BTSサナーム・パオ駅の真ん前です。
車で行くと軍のセキュリティに3か所止められるので、びびりますが頑張って。
中に入り、広い敷地をまっすぐ進んで突き当りを左に曲がってさらに200メートルほど進むと、右手にクラブハウスがあります。
プロショップの裏手にオフィスがあり、兵士の方々がデスクにおりますので予約したい旨を伝えます。
すると予約票を書くように言われるので、名前・いつ騎乗したいか日付を書いて、500バーツと一緒に渡します。
予約はこれで終わりです。
当日予約は朝11時までなのでお気をつけください。
騎乗当日の流れ
↑ 犬たちが馬場の真ん中で寝そべっているところがタイらしいですよね。
馬も犬たちを踏まないように上手に走っていました。
それを横目に、当日はクラブハウスで着替えて荷物はロッカーがないのでオフィスに預けました。
他の生徒さん、BTSなんかで来る人は皆無でみんな車に荷物置いてるみたいです。
生徒さんはタイ人がほとんどですが、見るからにハイソな色白でお化粧もばっちりな女優みたいな人がたくさんいました。
着替え終わったらオフィスの外に貼ってあるチラシで、自分の名前を探します。
自分の名前のとなりに、今日乗る馬の名前が書かれています。
あとはレベルと、馬場のナンバーが書いてあると思われます。
馬の名前が読めない(タイ語)、馬場の場所が分からない場合は、オフィスの兵士さんに言うと親切に連れて行ってくれて、馬も呼んでくれます。
馬場は思い出せるだけで、5か所あります。すごい規模の大きさです。
自分の馬は、兵士さんが持っています。
馬への乗り方なんですが、文字通り兵士さんに投げ飛ばされて騎乗します。
脚立なんてないんでね、、、怖いですよ、あっち側に飛び越えて落ちそうになります。
乗ったら足の長さを兵士さんが長いか短いかって合わせてくれて、調整がすんだら自由に野に放たれます。
※ビギナークラスは馬一頭につき兵士ひとりが付いてくれるので安心です。
※私のクラスは、「自分で乗れるクラス:レベル1」です。
レベル1だけど、キャンターまでやりますので感覚的には全然初級ではありません。
レベル2だと、時間内のほとんどをキャンターに明け暮れ、たまに障害物も飛んでいます。正直そこまではしたくないです。(怖すぎます)
乗馬指導は日本と同じ感じ
馬の操作方法は、世界共通なのか日本での乗馬とやり方は同じです。
この日の部半は12名の生徒に、教官(軍人さん)が3名でした。
部半で先頭の生徒に続いて指示通りに走ります。
回れ右とか左とか、この日はほとんど軽速歩でした。
そして気になるところがあると、先生が生徒を真ん中に呼んで指導します。
私も呼ばれたから、何かと思ったらなんと手綱の持ち方を間違えていました。
今さらですが、1年以上乗ってないと忘れるものですかね。
乗馬レッスン後は併設カフェで馬見学も
しんどすぎて、早く一時間終わらないかなと思うほど充実したレッスンでした。
レッスン後は併設のカフェで甘ーいタイティなど飲みながら、ゆっくり休憩もできます。
珈琲は目の前で豆を挽くところから淹れてくれる、本格コーヒーです。
どれも40バーツからと軍価格も嬉しいところです。
このカフェは馬場に向かって建っているので、馬を見ながらお茶出来るのも魅力ですね。
レッスン中の家族を待っている人なんかも、ここならエアコンも効いていて快適です。
カフェ内には人間用・馬用のおやつも豊富です。
隣のプロショップでは、乗馬クラブのオリジナルウェも売られていました。
これから定期的に通うと見越して、ポロシャツ買いましたよ。
そしてビジター予約が電話不可なら、つぎつぎと次回の予約を取り続けるしかないですよね。
さて、ここの馬の特徴とか先生たちの話や乗馬がいかに健康に良いか?も書きたかったのですが、長くなるのでまた今度にします。
11月には毎年「プリンセスカップ」なる競技大会も行われますので、ご興味のある方は覗いてみてくださいね。去年のイベントの様子は過去記事をどうぞ。
さいごに、馬を写真撮るときは絶対にフラッシュをたかないでくださいね。
軍人の教官のもと軍用馬に乗る機会なんてそうそうないでしょうから、タイならではに触れたい方にもおすすめですよ。
レッスンはタイ語必須ですが、勉強になっていいかも。
ちなみにキャンターはタイ語で「カヨ!」って言います。
先生が「カヨ!」と叫んだら要注意です、指示しなくても馬がキャンター始めます。
もたもたしていると落馬します。(毎日どこかの馬場で誰かが落馬しています)
学校では習わないタイ語をたくさん習得できそうですよね。
先日心新たにメンバーになってきました。
後日の乗馬レッスンの様子も記事を書きましたのでよかったらご覧ください。
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