タイで仕事中・なびこのバンコク暮らしと旅話

タイ・バンコク暮らしの日常話と、たまに旅話。なんとなく移住したタイですが、8年目に突入しました

バンコクの古民家博物館やらノスタルジック探訪@Bangkokiam Museum(バンコキアン・ミュージアム)

先日、マニアックな博物館へ行ってきました。

友人が通りかかって見つけたという、チャルンクルン通りSoi43にある「Bangkokiam Museum」です。

築80年越えの邸宅博物館

こちらは昔のタイのお金持ちのお屋敷を博物館として無料開放していて、当時のタイ人のお金持ちの生活を想像することができます。

交通の便も悪く、とくにこれといってあれなんだけど、在タイ長くて観光地は行きつくしたという人にいいかもしれないです。

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行き方は、タクシーで「チャルンクルンソイ43」と伝えていってもらうか、バスならBTSサパンタクシン駅から1番か75番に乗って中央郵便局前で降りると分かり易いでしょう。

ソイ入って30Mくらいで、入り口に大きな看板のあるお屋敷が見えます。

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緑が生い茂る庭の奥に、大きな家が見えます。

入り口で名前とか記帳して入ります。靴を脱いで家に上がり込みます。

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玄関ポーチにこの建物の説明のようなものがあります。

1937年に建てられた、タイのお金持ちスラワティ家のおうちです。

家は3棟あって、順番に見ていきます。玄関入るとすぐボランティアスタッフの方がいて、どうぞ見てってねーといった感じでした。

そういえばこの近くに、バンコクで最も古くからある日本料理店「花屋」がありますが、そこも創業70年越えだから、この辺りは古い建物が綺麗に残っていたりする貴重な歴史界隈かもしれませんね。

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屋敷は一見洋館のようだけど、日本の家屋に似ています。

天井は高くなく、小さな部屋がいくつもある感じです。

書斎の本棚なんて、田舎のおばあちゃんちにあったやつにそっくりです。

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これが当時のトイレです。さすがお金持ちのお宅のトイレは、現代の洋式トイレに近いんですね。

下水はないけど、戦前の時代にすでにこんなに綺麗なトイレがあったなんて、、、。

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2階に上がりました。床がピカピカに磨き上げられていて、今でも住めそうなくらい綺麗です。

三面鏡のドレッサーは、館の主のおばあちゃんが毎日鏡の前に立っておめかししていた姿が浮かびます。

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キャビネットの中には、コットンの上品なブラウスが綺麗に畳まれて積んでありました。

そしてどの部屋も窓がたくさんあって光が差し込みます。

庭には大きな木が生い茂っているので、窓の外はだいたい緑の葉っぱが見えるようになっています。

涼し気なんだけども、すんごく暑かったです。クーラーないしね。

昔はこんなにも周辺がコンクリートじゃなかったはずだから、今よりは涼しかったんだろうと思われますが、今は暑すぎてとてもクーラーなくしては寛げないレベルでした。

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別の建物に行くと、趣味?の道具がたくさんて展示されていました。

うさぎでも飼っていたのでしょうか。

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館の主はコレクターだったのか、お人形やカードゲームにボードゲームとたくさんのおもちゃもありました。

絵を描くのも趣味だったようで、絵の具などの画材や、絵画もたくさんありました。

とまあ、こんな具合にひと様のお屋敷内部と趣味について勝手に見ちゃうという博物館でした。

博物館近所の中国風カフェで一休み

だらだら見ても30分くらいで全部見終わってしまう規模です。

そして暑くて喉も乾いたので、すぐ近くにあった中国風のカフェに向かいました。

ソイをチャルンクルン通りに戻る途中に、左手に見えます(小道を覗いてください)

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この辺りって、中華街が近いのあるかもしれないけど、こういう変わったカフェとかレストランが多いんですよね。

バンコク都心では見ないような、一風変わったカフェでした。

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天井が高く、壁はコンクリート打ちっぱなし。

小さな可愛い階段があったから、2階席もあるのかなーと思って登ろうとしたら上はキッチンですって。

むしろあんな幅の狭い階段を、料理持って降りるの危なくないんでしょうか?

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メニューは紙袋の裏にマジックで手書きしたものでした。

お茶が120バーツとか、ふつうに高いですね。

この街の雰囲気だと60バーツくらいなレベルかと思ったら強気だわ。

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いつもはホットラテなんですが、あまりに汗だくで暑かったもんで、タイミルクティーにしました。

甘くて美味しいタイティーでした。

客層は地元の若者とかおじいちゃんとかでした。

今回の博物館については、わざわざはおすすめしないけど、もう行く場所ない!って方はどうぞ。

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