トンロー・秘密基地みたいな入りにくいカフェ&BAR@Chow
先日アメリカ人の友達に、「この店入りやすいんだよねー入りにくいんだよねー」なんていう話をしていたら、「入りやすい・にくい店ってどういう意味?入りたければ入ればいいじゃん」という反応でした。
そうか、確かにそうなんだけど小心者に限ってのことか日本人の感覚か分かりませんが、確かに入りやすい・にくいってありますよね。
店構えが割と綺麗で解放感があって、適度に混みあっていてスタッフもすぐ見つかる入りやすさとか、なんの店か外観でさっぱり分からない、価格帯も分からない(めちゃ高額だったらどうしよう)のは入りにくい店って思うんです。
先週末勇気を出して、入りにくいと思っていたお店に行ってみましたよ。
トンロー通り北のつきあたりにある、メトロポール併設「Chow」というお店です。
この入りにくさですよ。
そもそもこのメトロポールという建物がホテルなのかコンドなのか博物館なのかなんなのか分からない外観なんですよね。正しくはホテル兼サービスアパートなんですがね。
中に入ると奥行もあってとっても広くて暗い照明のあやしげなお店でした。
大柄でびしっとスーツを着こなした黒服男性がわらわらとホールに7人くらい居て、お客さんはゼロです。中国マフィアの秘密基地に迷い込んでしまったかと思いました。
メニューは普通のタイ料理っぽいです。
お酒はホテルらしく250バーツ~の価格帯ですが、珈琲類は良心的に100バーツ程度です。
私たちは食後に立ち寄ったので珈琲とフレンチフライだけオーダーしました。
フレンチフライも普通です。(90バーツでした)
揚げたてカリカリで美味しかったですよ。まあ他にお客さん居ないしね。
広ーいのにお客さん全然居なくて、もったいないなあと思いました。
目に入るのは、ひたすらビリヤードで遊ぶ従業員たちと、テレビのサッカーに夢中の従業員たちです。ここのバイトはさぞや楽しいでしょう。
私たち完全にアウェイでした。
壁には現代美術的な絵画がたくさん飾られています。
お金をかけた丁寧な内装です。
ところでこの建物が出来る前、ものすごいお化け屋敷みたいな廃墟がしばらく放置されていたんですよね。4年くらい前かな、、。
そしていきなりこの建物が出来上がったから、もしかして廃墟の土台を壊さずにそのままホテルにしたんだったら怖いなー、お化け出るんじゃないかと前から気になっていました。
入りにくい店に、やっと入れて満足です。
↓ 場所です。