【タイ人と働く】ソンクラーン(旧正月休暇)の延期の意味がタイ人と日本人で大きく違う件
タイのソンクラーン(旧正月休暇)が政府のお達しにより延期となりましたね。
ソンクラーンはもともと4月13~15日の3日間、そこへ土日までの平日も休日にして大型連休にしていた会社も多かったと思います。
なびこの働く会社も4月12日(日)から次の日曜19日までの大型連休の予定でした。
年末以来の大型連休は、ベトナム旅行に行こう!って楽しみにしていたのに、コロナのせいでその楽しみは粉々に打ち砕かれたのでした。
タイのソンクラーン休暇はコロナのせいで延期!
タイのソンクラーン休暇とは、もともとは旧正月に年配の人への敬意と感謝を示す日ってことで、昔はお年寄りとかお世話になっている年配者の手のひらに水をかけるご挨拶?の事でした。
それがいまや、道行く赤の他人に水鉄砲やバケツで水をかけまくる無礼講のお祭りとなりました。
ソンクラーンは休みじゃないっていう職種の人は、通勤中に水を掛けられてびしょびしょで出社するはめになったり、用事で出かけるのに水や泥をかけられて本気で憤慨する人もいたことでしょう。
まあとにかく、タイ人も在タイ外国人も楽しみにしている大型連休には間違いありませんでした。
なびこは水を掛けられるのが本当に嫌なので、例年旅行に行って難を逃れていました。
しかし今年は、コロナのせいで休暇の延期を政府が発表!
タイ人やタイ企業は、とてもよく政府の言いつけを守ります。
ここで問題です。
もともと会社がソンクラーン休暇を一週間で予定していたのに、政府が延期だよって通達した場合、どちらのパターンが頭に浮かびますか?
- 一週間の休暇予定がまるまる延期→お仕事
- 政府が言っている4月13~15日の3日間だけ延期→16~19日は4連休のまま
私は1番だと思ったのですが、タイ人従業員たちは違ったようです。
タイ政府が3日分の休暇を延期と言ったから残りは変わらず4連休
タイ人より、タイ政府がソンクラーン延期しろだって~という話を聞いたとき、私はすかさず、ああ一週間の休暇はまるまる仕事かあと残念に思いました。
でもタイ人は言うのです、何言ってるんですか?4連休じゃないですか。
え?なんでそうなる?
タイ人:だって政府は13~15日の休暇についてだけ延期って言ったじゃない?
一週間で休み予定にしていたのは会社が設けた休日だから、休みでしょ?
とこのように言うのです。
そんなバカな。
近所の日系企業の営業さんにその話をしました。
なびこ:うちのタイ人は3日間だけ延期で、残りは4連休って言うんですよ~。
他会社の日本人さん:え?まさかー。移動させないための休暇延期なんだから、ふつう一週間分延期でしょう?
ですよね、私もそう思いますよ。他の日本人の方も言っておりました。
しかしうちのタイ人だけがそんなこと言ってるわけでもなかったんです。
取引先の会社さんがどうなのか、あちこちアンケートとった結果、、、
うちのタイ人の言うように、3日間だけ仕事にして、のこり4連休だという会社さんもありました。(日系企業)
休暇を延期せずまるごと休みのままの会社さんもありました(中華系の会社さん)
びっくりしました。
というわけで、うちの会社はソンクラーン休暇延期とは言っても、週末は4連休となりました。
旅行もキャンセルになって外出自粛でお酒も買えないバンコクで、、、4連休何しましょうかね。
タイ人と日本人は、やっぱり考える事が大きく違うんだなーと思ったのでした。
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