【タイ医療】バンコク病院に食あたりで外来・入院したら費用とかどうだったか?その①
コロナコロナな話題ばっかりだけど、今日は別の病気のお話でもしてみます。
わたくし、お腹が人より弱いようで、1年に一回くらいはとんでもなく酷い食あたりになるんです。
そして先月、それはやってきました。
なんだかなんとなくしんどいな~という日があり、熱を測ると37.2度くらいでした。
そのころすでにコロナ騒ぎで、37.5度以上の発熱があると会社は休むルールでした。
いっそ休めるほど熱出ればいいのにと仕事に行って、帰って来た夜ものすごく頭痛がして吐きそうで、検温すると38度の熱!!!
すかさずタイ人人事スタッフに、「熱あるから明日休むね♪」とラインして、翌朝バンコク病院に向かいました。
バンコク病院は日本語専門受付もある安心の大病院
バンコク在住の日本人が、日本語対応もしてもらえて高度医療も受けられる代表的な病院が3つあります。
バムルンラード病院・サミティベート病院・バンコク病院です。
私は、タイに来て2年目くらいに入院レベルの食あたりを起こして、はいつくばって向かった病院がバンコク病院だったのでそれからずっとバンコク病院に行くことにしています。
バンコク病院は日本語専門カウンターがあります。
内科だったら、そのまま日本語の出来るドクターの診察室に案内されるか、日本人医師もいるので通訳要らずです。
専門の別の科でも、通訳さんを呼んでくれるので安心です。
タイのローカル社会保険対応病院みたいに、激混みしていないのでそんなに待たされないです(内科の場合は待合室が日本人のみなので特に待たされません)
しかしローカル病院と比べたら、診察料はとても高額です。
例えば、食あたり→診察→点滴→薬だった時で全額負担で5000バーツほどかかりました。
血液検査とか特別なことをするともっと高額になります。
今回は外来のみで帰った日と、入院した日と2日連続病院にかかってしまったので、どんなだったかご紹介します。
ちなみに私の加入している医療保険は、「Pacific cross」のpremier(保険料26182バーツ/年)です。
食あたり・バンコク病院の外来(OPD)はどんなだったか
歩くのもやっとな感じでバンコク病院別館2階の日本人専用受付へ向かいました。
看護師さん:「今日はどうされましたか?」
なびこ:「熱と吐き気です。」
受付でパスポート、病院の診察券、保険証を提出して待っている間に、もよおしてきて病院のお手洗いでゲロり。
そして看護師さんに呼ばれて身長・体重・熱・血圧を測ります。
それが終わると診察室に呼ばれます。
ドクター:「単なる熱ですね」(日本語ペラペラなタイ人ドクター)
そう言われ、血液検査・デング熱検査のために血を抜いたあと、血液検査終わるまで1時間かかるからランチしてきたらと提案されました。
バンコク病院の渡り廊下を進むと、レストラン街のようなちょっとしたモールがあります。
そこにあるオーボンパンでミネストローネを注文しましたが、気持ち悪くて全然食べれない、、、すぐ待合室へ戻りました。
そして看護師さんが、もう戻ったん?て顔してる横を足早に通り過ぎ、再度お手洗いでゲロり。
たまたまお手洗いにも看護師さんが居て、ちょっとした騒ぎになり、ここでまた血液検査を追加されました。
追加された血液検査は、バクテリア培養ですって。
お洒落な小瓶の中にたっぷりと血液を採決し、3日間かけてバクテリアを培養するそうです。
するとバクテリアの犯人が分かるという訳です。
このころデング熱ではないと分かったので、まあ吐いてるし衰弱してるしってことで点滴をしてもらうことになりました。
点滴を1時間もすると、吐き気も収まり、なんとなくマシになって帰ることになりました。
食あたり・バンコク病院の外来(OPD)の費用はどう?
なびこの入っている医療保険は、外来(OPD)の保障がそんなに高くありません。
1回につき2500バーツです。
これだと、肩こりで受診してもオーバーしそうな額ですね。
実際に首の激痛で受診して、結果肩こりだった時の診察代がそのくらいでした。
その話はまた今度。
そしてこの日は血液検査を3種類もしました。
保険で2500バーツをカバーしてもらっての、自己負担はなんと6754バーツでした。
はぁぁ~ソンクラーンでベトナム旅行に行こうとして買った往復航空券と同じくらいやないかー。
旅行はコロナでダメになったけど、近場の海外旅行代くらいの額が1日でふっとびましたよ。
<食あたりでのバンコク病院診察費詳細>
- IV Fluid 613.80B
- Medication 279B
- Medical Supplies 691B
- Lab Investigation 4470.60B
- General Medical Equipment 700B
Sub Total: 6754.40B(自己負担)
-----------------------------------------
- Medication 368.10B
- Medical Supplies 279B
- Lab Investigation 402.90B
- Nursing and Midwifery Charge 150B
- Other Medical Charge 300B
- Physician Evaluation 1000B
Sub Total: 2500B(保険でカバー)
------------------------------------------
まあこんな感じです。保険のカバー分は調整してるから項目が重複してるのかなと思われます。
それにしてもさんざん検査して高くなりそうな日は、いっそ入院した方が自己負担は軽かったのにと悔やむばかりです。
なぜなら、翌日病状が悪化して入院したからです。
最初から入院しとけばよかったよ~。
これは入院だな、と翌日も病院に行くことを決心したのは、夜中も吐いて朝も吐いて、スイカ食べても水飲んでも吐いて、これはもうダメだと思ったからです。
吐くのは慣れてるのですが、怖いのは脱水症状です。
水も飲めなくなったら、迷わず病院に行きましょうね。
さて、長くなったので入院編はその➁に続きます。
↓ 参考になったらポチっとお願いします。