タイ人と一緒にAP100(CAD)の研修受けてみました
うちのレーザー担当のタイ人が、最近エンジニアの仕事も手伝ってネスティングなんかもやっているので、AP100 (CAD)の外部研修でも行かせようかって話になりました。
そして4名まで研修費が同じというから、だったら人数集めた方がお得?というわけで私もついでに行ってみることにしました。
ちなみに私は業務でCADは使いません。
というわけで冗談半分な思い付きから、タイ語での外部研修に行くことになったのです。
タイ人エンジニアと受けるAP100の研修3日間
スワンナプーム空港よりちょっとあちら側にある、レーザーマシンなどで有名なアマダで研修が受けられます。
すごく立派な研修施設でしたね。
3日間受けるのですが、3日間ともここへ訪れたのは我々だけでした。
申込をしてくれたオフィスのタイ人に、「最後にテストあるけど、お金かかってるんだから絶対受かってくださいね!」と念を押されて来ました。
タイ語で研修受けて、タイ語でテスト??受かるのでしょうか。
AP100は図面知識なくても簡単に作図できる優秀ソフト
うちみたいな板金加工(板を切ったり曲げたり)する会社では、絶対必要な曲げ計算も自動でやってくれるそうですよ。
お絵描きソフトで2Dで図面を描く練習をします。
教材があって、そこに載っている図面を真似して描いていきます。
まずは2Dで描いて、その後曲げるなら曲げる箇所を指定してどうなるか見れるのです。
あっちに曲げたりこっちに曲げたり、2D図面だけ見るとなんのこっちゃ完成図が想像つきませんよね。
でもAP100のすごいところは、それをボタンひとつで自動で3Dで見せてくれるところです。
すると右に立体で出てくるので、あーこんな形になるんだーって分かります。
3日間研修を受けて、最終日の午後はテストです。
テストで描いた図面は上の写真になります。
穴をあけたり曲げたり、指示寸法通りに描いていきます。
指示通り描いたつもりが、あとで寸法入れると数値が違ったりするから不思議です。
どっか間違えたんでしょうね。
一度全部消してまた描き直したらOKでした。
それをネスティングするとこまでがテストです。
いつも見積もり図面もらったときに、エンジニアさんがネスティングして板あたり何個作れるかで材料計算をしています。
これが自分で出来たら、材料計算も自分で出来るのでエンジニアさんが忙しいときに手伝えそうですね。
と言いつつ、この研修が終わったあと一度も手伝ったことがないのでした。
後日、立派なサティフィケイトを受け取りました。
すごく嬉しいものですね、日本で自慢出来るかもしれません。
製造業でCAD使われる方、なかなか面白いのでタイ人に混じって参加してみてはいかがでしょうか。
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