タイで仕事中・なびこのバンコク暮らしと旅話

タイ・バンコク暮らしの日常話と、たまに旅話。なんとなく移住したタイですが、8年目に突入しました

バンコクからの沖縄①まるで猫島?【神の島・久高島】

バンコクからの沖縄旅行の記録です。

まずご紹介したいのは、那覇から日帰りでも行ける沖縄で最も神聖な場所とされる「久高島」です。

こちらの島は、神様が降りた最初の島と言われていて、それだけでも行きたいのに可愛いネコちゃんがたくさんいる島でもあるのです。

沖縄最高の聖地・ネコたくさん久高島

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琉球開国の始祖アマミキヨが最初に降臨した島として、沖縄最高の聖地と崇められる島があるのをご存知でしょうか。

神の島・久高島は、世界遺産で観光地としても有名な「斎場御嶽(せいふぁーうたき)」の海向かいに浮かぶ島です。

斎場御嶽がそもそも、久高島に向かって拝む場所ですから、島の神格の高さもうかがえますよね。なんかロマン、、、。

直径2キロほどの小さな小さな島ですが、ネコちゃんもたくさんいるのでネコ好きにはよだれが出そうな島でもあります。

那覇から久高島への行き方

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斎場御嶽のすぐ近くにある、安座真港から1日6便の船があります。

私が行く時はだいたい10時発か、11時半発で行って、島を15時に出るくらいの船を使って往復しています。

乗船時間はだいたい20分程度です。

波が高いとか雨風が強い場合は、すぐ欠航になってしまいますが、港に行ってみないと直前まで分かりません。

船が出ず島に行けない時は、「島に呼ばれていない」のだそうです。

呼ばれた人しか島には行けない、なんだかスピリチュアルな理由ですがこの島ならありえます。

久高島ではレンタルサイクルが最高に楽しい

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島に着いたら、さっそく島の人とネコ発見!!

日常に美しい海と、まるまると太ったネコ、最高です。

港の待合所周辺にはレンタルサイクル屋さんが3件ありますので、すぐに借りることができます。

1時間300円とかです。我々は1.5時間450円で借りました。

時間が増えると料金も上がるので、借りる前にランチしておくことをおすすめします。

久高島の食堂はわずか数軒

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久高島は小さな島なので、食堂らしき場所は港近くに数軒しかありません。

ランチするならこの辺で済ませましょう。

済ませる、という言葉では済まされない素晴らしい食堂でランチしました。

入り口のネコ侵入注意の紙がなんともほんわかします。

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一番大きな食堂に入りました。

メニューは650円の沖縄そばから、定食は1100円で種類も豊富です。

私は海ぶどう丼定食1100円を注文しましたが、山盛りの海ぶどう丼にお味噌汁、漬物、煮物、刺し身とかなりのボリュームでした。

久高御膳なるものを食べている人も何人か見かけましたが、大きな魚の塩煮がメインでおかずも多くて美味しそうでした。あっちにすればよかったかなー。

でも海ぶどう丼も山のように海ぶどうが食べれて、大満足です。

自転車で回る久高島・伝説のあるイシキ浜やカベール岬

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レンタルサイクル屋さんで島の地図をゲットしたら、さっそく散策に出発します。

東周りで1周することにしました。

最初にたどり付いたのは、イシキ浜です。

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真っ白な砂浜と肉厚な植物が印象的な、ゴツゴツとした砂浜が広がります。

このイシキ浜の向こうに、ニライカナイ(桃源郷)があるのだそうです。

誰もいなくて、波のざざざっという音だけです。はぁぁ~

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目指すは北の端にあるカベール岬なのですが、途中いくつか浜を見ながら、たまにこんな大きなガジュマルの木の脇を走ったりと、サイクリングを楽しみます。

こういう大きなガジュマルには、キジムナー(伝説の妖精?)が住んでるんですよね。

道は舗装されておらず、じゃりじゃりなので、手も痺れるしおしりも痛いです。

手袋持ってくれば良かったなぁ。

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森を抜けると、北の岬までの一本道です。

砂浜のように白いじゃり道に、両サイドは深い緑、真っ青な空!!

感激ものです。天気が良すぎて半袖でも汗だくだくなほど暑いのですが、なんという気持ちの良いサイクリングか。

楽しい~。

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こんな何もない道にも、ガサっと脇からネコちゃん出てきましたよ。

しかも泣きながらスリスリ甘えに来てくれました。

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集落からはだいぶ離れているのに、ちゃんと帰れるのかしら。

この太りようはゴハンには絶対に困っていないはず、、。

木陰で休むネコちゃん、いい暮らししてるね。

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そして北の端のカベール岬に到着しました。

崖のようになっています。

この地に、昔むかし琉球開国の始祖アマミキヨが降り立ったのですね。

アマミキヨが、米や雑穀の種などを人々にもたらして農作物を作ることができるようになったんですって。

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海の色がまるでバスクリンです。

最高に美しい景色が広がります。

お天気に恵まれて良かったー!(島に呼ばれて来ることができて良かった)

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帰り道も、ちらちら見える海の綺麗な事!

展望台もひとつだけありました。

そこは最高のインスタ映えポイントです。写真撮りまくりました。

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途中、どうしても見たかった御嶽(うたき)にも寄り道。

見たいと言っても入り口しか見れないんですけどね。

昔はノロ(神女)の儀式が行われた聖なる場所なのだとか。

何人たりとも、出入り禁止です。

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港に帰ってきました。

島を一周してちょうど1時間半の行程でした。

中には歩きで岬まで行くツワモノもいらっしゃいました。

往復4キロ、私には無理ですね。

暑いし途中休憩する場所はないので、歩きで散策する人は覚悟して行ってください。

昔初めて一人で来たときは、歩きで出かけて途中道に迷いまくって誰にも会えずとても心細い思いをしました。

久高島の港に集うネコたち

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船まであと1時間ほどあるので、待合所でぜんざいを買って、正面の小さな公園で休みました。

ネコがまあ、ぼとぼとと落ちています。

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みんな人懐っこく、隣に座ってくれましたよ。

よほど島の人たちに大切にされているのでしょうね。

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見つけたネコたちはみんな耳先をカットされていたので、野放しでもなくちゃんと避妊手術をされている地域ネコのようです。

※耳先カットされた野良ネコは避妊手術済み(さくらネコという)

久高島はネコ好きには最高の島だった

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とにかく癒されました。

今回の沖縄の旅でのハイライトと言っても過言ではないです。

ネコ抜きにしても、久高島は沖縄にとって特別な場所です。

なんだか心が洗われ、清々しい気持ちになりました。

でもそれだけ沖縄にとって神格の高い島ですから、礼儀を守る必要もあります。

島に降り立ったら、神様に「おじゃまします」と名前を名乗って挨拶する。

島のものは、石ころ一つ持って帰ってはいけない。

などなど、注意することはフェリーの中で教えてもらえます。

10年前に来た時よりは、ずっと観光客が増えたけどもまだまだ未開の島っぽさもあり、何度も沖縄には行ったという人には特におススメですよ。

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